油画[学部]|Oil Painting [Bachelor]

忘れないで未知子SP 〜春の歌〜|堀 聖史(カブトムシ/堀聖史・藤井登生・桒原幹治・大野志門)

インスタレーション、パフォーマンス

Don't foreget Michiko: Spring Song | HORI Satoshi(Kabutomushi(Satoshi Hori, Toy Fujii, Kanji Kuwahara, Shimon Ono))

installation, performance
サイズ可変
作品写真:忘れないで未知子SP 〜春の歌〜|Photo:Don't foreget Michiko: Spring Song

「忘れないで未知子」は、カブトムシ(堀聖史・藤井登生・桒原幹治・大野志門)によって、2019年10月から2020年9月(隔週水曜日全24回)にかけて企画・製作・放送されたオンラインラジオ番組です。 「忘れないで未知子」は、究極のフィクションを目指して作られました。番組内に含まれるトーク、ドラマ、音楽、CM、ジングル等は全て自主制作したものです。それらは、「忘れないで未知子」というフィクションの枠組みの中で表現され、それら自体が架空のものとして作られています。果てしなく遠い「未知」の世界を想像し、そこで交わされるコミュニケーション、親しまれる音楽、物語を「再現」しようとした、それが「忘れないで未知子」というタイトルに込められた意味です。 「忘れないで未知子SP 〜春の歌〜」は、同番組の特別編として制作されたパフォーマンス作品です。映像中に表示される指示に従い、各メンバーが演奏し、発話します。メンバーが用いる道具、楽器は、私が集め、制作したものであり、それらが寄せ集められたこの空間は、「春の歌」を演奏するための特設スタジオです。 発想の元になったのは、映画製作におけるフォーリーアーティスト(さまざまな素材を用い映像に音をつける人)です。彼らは、映像と向かい合い、走る人物に合わせて足踏みをし、壊れる家具に合わせて木をへし折り、格闘に合わせて肉やキャベツを殴ります。本作品では、彼らの映像との関係性に着目し、再解釈し、「忘れないで未知子」のエッセンスを混ぜ込み、より音楽的に構成しました。