わたしの目、かれの目、あなたの目。
人はみんな「違う目」を持っている。それは当たり前のことだ。
今まで見てきたもの、経験してきたことが同じ人はいないから。
わたしたちの目は良くも悪くも変わっていく。
見えるようになるものもあれば、それと同時に見えなくなっていくものもある。
自分と「違う目」を持っている人に出会った時、どうしたらいいんだろう。
きっとわたしは戸惑ってしまう。嫌悪感を抱いてしまうこともあると思う。
自分なりの目を持つことと他者の目を尊重することのバランスはとても難しい。
だけど人生の中で少しずつ出来上がっていく自分の目は、物事の一部分だけを見て出来上がったものかもしれない。
球体、この丸い実のように、物事には様々な面があり自分の視点からはそのほんの一部分しか見えていない。
そのことを忘れなければ、今までと違う視点に立って丸い実の違う面を知り、きっと新しい目で世界を見ることができるのだろう。