「これは1日の中にすき間を作る生き物たち。
無意識に絶え間なく考え事をしている人に空白の時間を作る全て忘れるためのもの。」
今作品は没入する時間を作ることをテーマに、不規則な動きをする生き物たちを制作した。
必要な動作は撫でるという単純なものだが、得られる結果は自身で全くコントロールできない動きだ。反応が無かったり、急に動き出したり、端に固まってみたり、一瞬しか反応してくれなかったり。金色の生き物達はその日の撫でる人の動きや空気中の湿度に応じ、毎回変化のある動きを見せる。
「これは1日の中にすき間を作る生き物たち。
無意識に絶え間なく考え事をしている人に空白の時間を作る全て忘れるためのもの。」
今作品は没入する時間を作ることをテーマに、不規則な動きをする生き物たちを制作した。
必要な動作は撫でるという単純なものだが、得られる結果は自身で全くコントロールできない動きだ。反応が無かったり、急に動き出したり、端に固まってみたり、一瞬しか反応してくれなかったり。金色の生き物達はその日の撫でる人の動きや空気中の湿度に応じ、毎回変化のある動きを見せる。
表面の透明な膜をなでると、中の金箔たちが動き出す
1995年東京生まれ。東京藝術大学工芸科にて鍛金を学んだ後、同大学大学院でデザイン専攻に入学。
素材の持つ表現の可能性を追求しながら、物の質感や現象を利用した体験作品を制作している。