folk art[民族芸術]について コミュニティにおける思想や信仰による独自視覚文化を形成し日常を装飾する。 現代において民族芸術とは何か、をテーマに制作した。 現代に生産される建築、日用品、衣類など、装飾性が薄れシンプルで効率的なものが増加した。かといって人々の民族性が消えたわけではなく、より多様で複雑化して存在している。 私はその流れから装飾はなくなったのではなく、多様な人々を含むことのできる余白を生んだのではと考えた。 この作品は空間を装飾するものでもあり装飾する余地のある「余白のある装飾」、の1つの解として制作した。 folk /人々、民族の、のための装飾として今後も探り制作していきたいと思う。